LPBF金属3Dプリンタモニタリングソフトウェア

レーザパウダーベッドフュージョン

レーザパウダーベッドフュージョンってなに？

レーザパウダーベッドフュージョン（LPBF）は、金属3Dプリンティング技術の一つで、金属粉末の敷き詰めと、それをレーザで選択的に溶融させるプロセスを繰り返すことにより、立体的な部品を造形する工法です。

なんでそんな面倒なことするの？

LPBF加工のような付加加工は切削のような除去加工では実現ができない複雑形状を作ったり、軽量化設計を実現できます。設計の自由度が高く、金型が不要なため試作品や一点ものにも適しています。

LPBFの欠点

LPBFは複雑形状のものを作ることができますが、大きな欠点があります。

こんな便利なLPBFに欠点があるの？

はい。LPBFでは数十umの厚さの層を重ね合わせて立体物を作ります。

そのため、切削加工と比較すると非常に長い時間がかかります。

そんなに時間がかかるなら歩留まりがめちゃくちゃ大事じゃない？

失敗したらまたやり直しに時間がかかるんでしょ？

その通りです。これがLPBFの課題の一つです。

でも安心してください。いいものがあります！

LPBFモニタリングソリューション

AM Explorerはアディティブマニュファクチャリングにおける包括的なデータ管理とAI主導の分析を提供し、各ステップにおける品質と効率をサポートします。
AM Explorerはサードパーティーのセンサーが収集した複雑なデータを実用的な洞察に変えることにより、生産性を最適化するために必要なツールをご提供します。

異常検出

プロセスの異常と部品の欠陥を検出します。

異常分析

既知の異常と部品の欠陥の根本原因を理解します。

比較

複数のビルドジョブを並べて比較し、バリエーションを検出します。

相関分析

シミュレーションデータ、モニタリングデータ、ビルド後の部品分析の間の相関関係を探ります。

伝達

問題とその可能性を、オペレータに視覚的に伝えます。

教育

オペレータ、設計者のトレーニングにも応用できます。

AM Explorerの機能

強力な3Dビジュアライゼーション

3Dビジュアライゼーション
3Dボリュームレンダリング
点群レンダリング
データフュージョン
ヒートマップの視覚化

2Dビジュアライゼーション

対話型の2D折れ線グラフ
複数のグラフ
ズームと概要

多種多様なデータをサポート

画像データ、ボクセルデータ、点群、メッシュ、時系列、形状、CADデータ
パウダーベッド画像、OT、メルトプール、CTスキャン、シミュレーション、CADファイル、気象データ、機械パラメータのインポート

高速で強力な画像表示

イメージスタックナビゲーション
スタック再スライス（X,Y,Z）
画像フィルタリング

ベンダー無依存

あらゆる金属3Dプリンタに対応
異なるプリンタからデータをインポートして比較

GPUアクセラレーションレンダリング

大きなデータを視覚化できます。

柔軟なユーザインターフェース

ワークスペーステンプレート構成
複数のウインドウ

ナビゲーションとフィルタリング

リンクされたビュー
ナビゲーション
データレイヤー管理
任意の断面
クリッピング平面

仕様


OEMモジュール	EOS	Full EOSCONNECT(version 6以降） EOS M290（全バージョン） EOS M300（全バージョン） EOS M400（全バージョン） AMCM（全バージョン）
	Nikon SLM	NXG XII 600 NXG 600E
	Colibrium	M2シリーズ5 M Line
	Freemelt	Freelelt ONE Freemelt e MELT-iD
	AddUp	Formuo 350 FormUP350 Evolution
データ入力	イメージ	PNG、JPEG、TIFF（2,4,8,16 bit）
	3Dモデル	STL、OBJ、OpenJZ
	データシリーズ	CSV、LAS
	容積データ	DICOM、RAW

ハードウェア要件

	最低要件	推奨要件
OS	Windows 10/11	Windows 11
プロセッサ	I7	I9
メモリ	8GB RAM	32GB RAM
グラフィックス	Nvidia/AMD VR Readyに分類されるディスクリートGPU	コンシューマーグレードのGPU 例）Nvidia Geforce 30, 40, 50シリーズ