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レーザ関連製品の専門商社 株式会社プロフィテット

第十五回メールマガジン

第十五回メールマガジン(2020年12月22日発行)

●●●目次●●●
1. ご挨拶
2. 金属3Dプリンタ
3. ウェビナーのご案内
4. 編集後記

 

 

1. ご挨拶

寒い毎日が続いておりますが、皆様お変わりないでしょうか?
今回は今年最後のメールマガジン配信となりました。
先日TCT Japanにてパウダーベッドフュージョン式の金属3Dプリンタ関連製品を展示させていただいたところですが、その後の反響が良かったため(展示会ではほとんどお客様が来られませんでしたが)、ウェビナーを企画することとしました。
今回はそちらのアナウンスとなります。
金属3Dプリンタに関係のない方にとっては、いつもよりも内容の薄いメールマガジンとなってしまい申し訳ありません。
皆様に支えられ無事、本年を終えることができそうです。
来年もまたよろしくお願いします。

 

 

 

2. 金属3Dプリンタ

ほとんどの方にとっては釈迦に説法かもしれませんが、ここでは金属3Dプリンタとはなんぞや?ということについてお話させていただきます。
従来の金属加工方法は切削、接合、成形により行われています。
これらの加工方法には制約があります。
例えば、刃物が緩衝してしまい加工ができないような場所がある複雑形状の部品加工では切削では不可能となります。
金属3Dプリンタはそのような複雑形状の加工を得意とします。

 

金属3Dプリンタでは、金属粉末を数十umくらい敷いたところを、レーザ照射により必要な場所だけを固め、層を作っていきます。
これを繰り返すことで、層が積み重なり複雑形状を組み上げることができます。
航空宇宙産業、自動車、医療機器、金型、試作に利用されています。

 

このような便利な金属3Dプリンタですが、欠点もあります。
素人の意見で申し訳ありませんが、私個人の意見としては、現状の3Dプリンタの問題点は、①造形時間がかかること、②装置価格が高いこと、③品質保証の手段が確立されていないこと
にあるのではないかと考えています。
①②については加工方式、装置構成の都合上仕方ないことかもしれません。もう少し数が出てくると②は改善されるのかと勝手に予想しています。
上記の中で、③については現時点でもある程度改善の見込みがある問題点だと思っています。
以下でご案内するウェビナーでは、品質保証手段について、モニタリングシステム、測定器などのご紹介をさせていただます。

 

 

 

 

3. ウェビナーのご案内

▼リアルタイム欠陥モニタリングシステムについて
今回ご紹介するPrintRite3Dはパウダーベッドフュージョン方式の金属3Dプリンタへ、後付け可能なリアルタイム欠陥モニタリング装置となります。
リアルタイムでのモニタリングにより造形中の欠陥予測、問題の回避を行うことができます。
また破壊検査やCTスキャンと比較し、検査にかかるコストを抑えることが可能となります。
PrintRite3Dにおいての欠陥モニタは、次の2つのパラメータにより算出されています。

 

・TED(Thermal Energy Density)
メルトプールからの放射スペクトルで得られる値の総和

 

・TEP(Thermal Energy Planck)
メルトプールからの放射スペクトルにおいて、ある特定の2波長の放射量から得られる値

 

またPrintRite3Dは、ネットワーク上で複数の金属3Dプリンタのプロセスをモニタリングすることが可能で、製造現場において、各装置で製造されるパーツの品質管理を一括で行うことが可能です。

 

▼ウェビナー詳細
今回のウェビナーは2段構成となっています。

 

◯第一部(午前中):SigmaLabs社製PrintRite3D
米国SigmaLabs社も参加し、現地より、実機を使っての
ご紹介をさせていただきます。

 

 

 

◯第二部(午後):その他金属3Dプリンタに有効な各種製品
弊社で取り扱いの以下製品のご紹介を実例も混ぜてご案内させていただきます。
 ・スパッタ抑制用ビームシェーパー
 ・熱レンズ効果抑制保護ガラス
 ・金属3Dプリンタ専用計測器

 

◯未定ですが、他にも都合が付けば特別講演も企画中です。

 

※上記は現時点での予定です。変更の場合がございますので予めご了承ください。

 

▼開催案内
参加方法:ZOOMを使用します。こちらよりお申し込みください。
開催日:2021年1月29日 (金)
開催時間:9:30~

 

▼お申し込み方法
以下より必要情報を入力の上、お申し込みください。
弊社スタッフよりご連絡させていただきます。

 

お申し込みはこちら

 

 

 

 

5. 編集後記

早いもので本年も残すところ、あとわずかとなりました。
本年は年初よりコロナが広まり始め、拡大していき、東京五輪も延期となり予想だにしない慌ただしいスタートとなりました。
また例年と違い、ロックダウンやテレワークと言う、それまでの生活では聞きなれない言葉が飛び交い、私たちの生活様式も一変したように思います。
今回ご紹介させていただいております、Webセミナー(ウェビナー)もコロナ前では弊社が主催することもなかったように思います。
例年であれば、定期セミナーを開き、顔を合わせる機会がありましたが今年はそう言った機会が激減しました。
ワクチンの開発が進み、少しずつ供給され始めているというニュースを見ますと、来年以降はは例年通りに戻り、また皆様を自由に訪問できる日が近づいてきていると感じます。暗い話題が多かった2020年ですが、年末になり、ようやく、来年に向けて希望の光が見え始めてきたかなと感じているところです。
皆様にはこの1年間大変お世話になり、心より感謝しております。
来年も本年同様のご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
それでは良いお年をお迎えください!

 

 

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