株式会社プロフィテットが取り扱う各種OPA波長可変ピコ秒レーザ製品のご紹介をします。
ファイバレーザの最大の利点は、アクティブファイバ内で高いゲインを生成でき、高効率のレーザ発振が可能な点です。しかしながら、群遅延により、超短パルスレーザ発振に課題があります。
本レーザは、独自のデザインで、ファイバレーザのメリットを生かしながら、一部のアーキテクチャを空間設計にすることで分散補償を行い、レーザパルスの共振器内分散を制御できるといった特徴を持っています。
また、高効率性により水冷を不要、シンプルなキャビティ設計により安定で堅牢かつ低価格を実現しています。
波長は520nm、920nm、1040nm、1280nmからお選びいただけます。
Chromacity 520 | Chromacity 920 | Chromacity 1040 | Chromacity 1280 | |
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最大出力 | 2W | 1.1W | 500mW/2.5W/3.5W | 4kW(ピーク) |
波長 | 520nm | 920nm | 1040nm | 1280nm |
パルス幅 | <150fs | <100fs | <150fs | <80fs |
パルスエネルギー | 20nJ | 12.5~20nJ | 5nJ/25nJ/35nJ | 300pJ |
繰り返し | 100MHz | 80MHz | 100MHz | 100MHz |
制御インターフェース | ブラウザ(Wifi、イーサネット)またはRS232 | |||
冷却 | 空冷 | |||
寸法 | 240 x 114 x 90mm | 355 x 180 x 118mm | 426 x 250 x 70mm | 614 x 304 x 96mm |
電源 | 19インチ2Uラックマウント |
顕微鏡セットアップにシームレスに統合し、バイオイメージングを強化し、創薬、がん検出、治療の研究に役立つレーザ発振器をご提供します。
安定した高出力発振が可能なChromacity 1040は固定波長での多光子及び第二高調波イメージングにおいて、チタンサファイヤ技術に匹敵する性能を低価格で提供します。
高い平均出力と長短パルスの組み合わせにより、サンプルを損傷することがなく、より深部まで浸透することができます。
本レーザは生命科学、物理学の基礎研究に使用されています。
半導体デバイス産業においてピコ秒超音波計測は広く使われています。ピコ秒超音波は薄膜の厚さを正確に測定し、薄膜と基板の接合品質を判定することができます。
Chromacity 520はコンパクトなハウジングでありながら、ファイバ出力で最大1.5Wまでの安定したパワーが得られ、本アプリケーションに最適です。