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レーザ関連製品の専門商社 株式会社プロフィテット

第五回メールマガジン

第五回メールマガジン(2020年6月8日発行)

●●●目次●●●

1. ご挨拶

2. CBCレーザオンラインデモ最終案内

3. 微細周期構造加工

4. ピックアップ(微細周期構造✕光学部品)

5. 特別編(顔認証機能付き放射温度計)

6. 編集後記

 

 

1. ご挨拶

前回のメルマガでアナウンスさせていただきましたCBCレーザのオンラインデモはメルマガ配信直後からたくさんのお申し込みをいただきました。ありがとうございます。

まだ空きがございますので、以下に最終案内をさせていただきます。
ご興味のある方は是非ご参加いただければと思います。
今週は4月に行ったウェビナーで比較的好評だった微細周期構造加工に関してのご紹介をさせていただきます。
いつも読んでいただきありがとうございます。今回もちょっと長いですが、最後までお読みいただければ幸いです。

 

 

2. 6月9日開催CBCレーザオンラインデモ最終案内

前回のメルマガで本オンラインデモをアナウンスさせていただきましたが、メルマガ本文に肝心の日程が書かれておらず、わざわざお問い合わせをいただいたりと皆様にはご迷惑をおかけしました。

Civanオンラインデモ

開催は6月9日(火)16:00~です。

まだ空きがございます。是非ご参加ください。

 

参加お申込みはこちらから



 

 

3. 微細周期構造加工

今回のトピックは微細周期構造加工です。

第1回のピックアップでもご紹介しましたが、微細周期構造加工は部品等に様々な付加価値をつけることができ、今、非常に注目を集めている技術の一つです。
この加工を行うにはいくつかの方法があります。
例えば、フェムト秒レーザを使った方法です。これはフェムト秒レーザをアブレーションしきい値近傍のエネルギー密度で材料表面に照射すると入射光と散乱光の干渉によりグレーティング構造ができる現象を利用した加工です。
他にもリソグラフィを使った微細周期構造パターニングなどがあります。

微細周期構造

 

▼なぜ新しい微細周期構造加工技術が必要なの?
上述の方法には大きな欠点があります。
それは加工スピードです。

フェムト秒レーザを利用した加工では、小さなスポット径内にグレーティング構造が形成されるため、大面積全体に同様の加工を行うには時間がかかり過ぎてしまい生産性が悪いです。

リソグラフィは工程が長いのでこれも量産には不向きです。

 

▼直接レーザ干渉パターニングとは
この問題を解決するのが「直接レーザ干渉パターニング」です。

DLIP

これは光の干渉を利用したパターニングで、2つ以上のコヒーレントなレーザ光の干渉パターンで材料を加工します。

干渉パターンは干渉させるビームの相対角度で決まりますのでこれを制御することで様々なパターニングができるという仕組みです。
フェムト秒レーザのような小さな点での加工ではないため、非常に高速に微細周期構造加工を行うことができます。

 

▼どんなことに使えるの?
微細周期構造で代表的なのはトライボロジー制御でしょう。
自動車のエネルギーロスの3割は摩擦ロスと言われています。
微細周期構造によりこれを低減することができれば、よりエコに自動車を動かすことができます。
他にも濡れ性制御、光制御、アンチバクテリアなどがあります。
濡れ性制御は汚れの付着を防止することに役立ちますし、光制御は有機発光ダイオードや有機太陽電池の効率UPにも役立ちます。

アンチバクテリアは昨今のコロナウイルスのようなものに作用すれば最高ですね。

 

微細周期構造加工を高速に実現する加工ヘッドはこちら

 

 

4. ピックアップ(微細周期構造✕光学部品)




今回のピックアップは微細周期構造✕光学部品です。

皆さんご存知の通り光学部品には反射防止用にコーティングが施されています。AR(Anti-Reflection)コーテイングと呼ばれています。
このARコートは多層膜のコーティングとなっています。
LIDT ◯◯J/cm2といった表記を目にされたことがあるかと思います。
LIDTはLaser Induced Damage Thresholdの略で日本語ではレーザ誘起損傷閾値と言います。
これは光学部品にレーザを照射したときに損傷確率がゼロであるレーザの最大出力密度という意味なのですが、ARコートは当然ながら素の材料よりもこのLIDTが低いです。
つまりARコートを施すことでLIDTは下がります。
本日のトピックにある微細周期構造の用途の一つに「光制御」というものがあったと思います。微細周期構造で光を制御することができます。
勘の良い方はおわかりかと思いますが、光学部品の基板に微細周期構造を施すと多層膜のARコートと同じ役割を果たします。素の材料ですのでLIDTも高いということになります。


 
 

 

5. 特別編(顔認証機能付き放射温度計)




今回は特別編として製品紹介させていただきます。

顔認証機能付き放射温度計

コロナウイルスのような発熱を伴う感染症の拡大防止のため弊社では放射温度計に顔認証機能がプラスされた製品を販売させていただいております。
勤怠管理と体温測定が簡単にでき、データベースに残すことができます。
また、マスクを付けていない人がカメラの前に立つとマスク着用を促したりする機能もございます。
もしご興味がございましたらお声をおかけください。

 

製品の詳細はこちらから

 

6. 編集後記

全国の緊急事態宣言は解除されましたが、まだ以前のような活動ができるまでになるには時間がかかりそうですね。

皆様におかれましてもご自宅でのお仕事にやりにくさを感じられたりとご苦労されていらっしゃるのではないかと思います。
この状況でどうやって製品PRができるかと毎日頭を抱えています。。。
早く皆様のところに営業に行きたいです。。。
そうは言っても寝ているわけにはいきませんので、6月9日のCBCレーザのライブデモの第2弾も検討中です。
次はCBCではなくウォータージェットレーザ加工のライブデモを行う予定です。
次回のメルマガで詳細をご案内できればと考えております。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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