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レーザ関連製品の専門商社 株式会社プロフィテット

第十四回メールマガジン

第十四回メールマガジン(2020年12月14日発行)

●●●目次●●●
1. ご挨拶
2. 展示会報告(Photonix)
3. 展示会報告(TCT Japan)
4. キャンペーンのお知らせ AdlOptica製品15% OFF
5. 編集後記

 

 

1. ご挨拶

師走に入り、忙しさが尋常でなくなってきました。皆様におかれましてもお忙しくお過ごしのことと思います。
どうかお体には十分に気をつけてご活躍ください。
さて、この2週間、弊社は2つの展示会に出展させていただきました。
今年は新型コロナウイルスの影響でご来場者様が少なく、Photonixのほうは例年の4割減のコンタクト数(弊社の統計)でした。
まずはご来場された方々、安全に開催していただいた主催者の皆様へお礼申し上げます。
前回のメールマガジンで私が体調不良という話をさせていただきましたが、皆様、このメールマガジンをご覧いただいているようでして、お会いした多くの方から「大丈夫ですか?」と温かいお声をおかけいただきました。
ありがとうございます。
今回はPhotonix、TCT Japanでの弊社の展示物についてご紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

2. 展示会報告

■コヒーレントビームコンバイニングレーザ(CBCレーザ)
CBCは位相制御により、高出力シングルモードCW(基本波、グリーン)発振、ダイナミックビーム機能(超高速ビームスキャニング、超高速ダイナミックフォーカス、超高速変調)を実現する技術です。
今回はCBCレーザで加工したサンプルを展示する予定でしたが、サンプル入手が間に合わず、昨年同様、動画とパネルの展示となってしまいました。
ただ、相変わらず、皆様の反応が良く、この技術への注目度は再確認することができました。
来年こそは是非サンプル展示など、もっと皆様にイメージしていただけやすいような展示を目指します。

 

 

■超高速微細周期構造レーザ加工
弊社では直接レーザ干渉パターニング(DLIP)という技術をご案内させていただいております。DLIPは微細周期構造を超高速で加工する技術です。レーザの干渉パターンで材料にパターニングします。
今回は製作したサンプルと小型加工ヘッドの展示をしました。

直接レーザ干渉パターニング 

 

■ウォータージェットレーザ加工
従来のウォータージェットレーザ加工はグリーンレーザを使ったものですが、弊社が取り扱うウォータージェットレーザ加工は近赤外の高出力ファイバレーザで使用できる新しい製品です。
今回はアルミ、SUS、SiC、SSIC、B4Cなどの超高アスペクト切断サンプルを展示しました。

 

■PRIMES計測器
PRIMES社より、フォーカスモニタ、マイクロスポットモニタなどお馴染みの製品のほか、新製品のスキャンフィールドモニタを展示しました。高出力レーザのフォーカスビームを減衰無しで計測できるフォーカスモニタはいまだ衰え知らずの人気で、たくさんの方からご興味をいただきました。

 

PRIMES計測器 

 

■超高速温度モニタ
この製品は今回初めて展示しました。この製品は加工点からの放射より加工点の温度計測を行う測定器ですが、最速のモデルでレスポンススピードが40usと超高速なのが魅力の製品です。レーザ加工時にフィードバックをしながら加工することができるため、今後の注目製品になると考えています。

 

■ビームシェーパー
弊社の代名詞とも言えるビームシェーパーを各種展示しました。ロングランの集光型ビームシェーパーの他、マルチスポット、マルチフォーカス系の光学部品を展示しました。

 

■ビームプロファイラ
コロナ自粛中に制作に取り組んでいたビームプロファイラを初出展しました。こちらはPRIMESのものとは異なり、カメラタイプのプロファイラです。実際、まだバグがあり、皆様に販売できるレベルではありませんが、これから仕上げていきます。近いうちにこのメールマガジンでご紹介する予定です。

 

■レーザマーカー
超低価格のファイバレーザマーカーです。前回のメールマガジンでアナウンスさせていただいた製品です。多くの方からお声をおかけいただき、既にサンプルをいただいてトライアルをしています 。

 

超格安ファイバレーザマーカー 

 

■カスタム光学部品
今回は韓国のKEOC社と共同出展しました。KEOC社はCVI社がコーティングをアウトソースしていた会社で実績十分の会社です。今回はfθレンズ、テレセントリックfθレンズ(特に大口径のもの)を展示させていただきました。

 

カスタムfθレンズ 

 

ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
ご来場できなかった皆様も、上記にご興味のある方はぜひお問い合わせください。

 

 

 

3. 展示会報告 TCT Japan

この展示会は弊社初出展です。金属3Dプリンタ業界では新参者ですが、これから存在感を示していければと考えています。
東京のコロナ感染者が増えたこともあり、来場者が少なく(弊社ブースだけ?)思い通りの結果にはなりませんでしたが、ブースにお越しになる方はこれまで出会えることのなかった新規の方ばかりで、色々と面白いお話を聞くことができ、良い経験となりました。

 

■リアルタイム欠陥モニタリングシステム
米国SigmaLabs社のPrintRite3Dは、各社の3Dプリンタにレトロフィットするリアルタイム欠陥モニタリングシステムです。
造形後にCTスキャンで解析し、NG⇒廃棄とするのではなく、リアルタイムでモニタリングすることにより、欠陥を未然に防ぐ、または無駄な時間(費用)を削減することを目的としています。
今回の出展物の中では最もお問い合わせが多かった製品です。

 

■PRIMES計測器
PRIMES社ではいち早く金属3Dプリンタ向け製品をリリースしてきました。例えば、狭い造形室内に収まるコンパクトな設計、ケーブルレス、完全自然空冷によりチューブレスのビームプロファイラ、パワーメータなどがございます。
今回の目玉はDIN 35224/ISO/ASTM CD 52903-2で標準化された計測を1台で行うことができるスキャンフィールドモニタでした。

 

■ビームシェーパー
弊社が得意とするビームシェーパーの展示をしました。市場に出ている金属3Dプリンタは私の知る限り全てガウシアンビームで造形しています。ビームシェーパーを入れることでガウシアンビームをリング形状に変換することができるので、より効率的な入熱ができ、結果としてスパッタの抑制にもつながるというのが私たちの提案です。

 

■熱レンズ効果抑制保護ガラス
プロセスの長い金属3Dプリンティングでは、加工中に保護ガラスが汚れ、それに伴うフォーカスシフト、収差の影響が出てきます。この製品は汚れて熱が発生してもそれらを最小限にする特殊材料で作られており加工を安定化します。
こちらの製品もご興味を持たれた方が多かったです。

 

 

4. キャンペーンのお知らせ AdlOptica製品15% Off

近年は毎年の風物詩となってまいりましたが、今年もAdlOptica社の15% OFFキャンペーンを実施します。
対象製品は以下のとおりです。ご導入をご検討されている皆様、今がチャンスです。

 

・集光型ビームシェーパー
・結像型ビームシェーパー
・マルチフォーカスレンズ
・マルチスポットジェネレータ
※上記でも一部キャンペーン対象外の製品もございます。詳細はお問い合わせください。
お問い合わせはこちら⇒

 

 

5. 編集後記

先日の体調不良で寝込んだ際に腰痛が再発してしまいまして、立っているのがしんどく(座っていてもですが)、2週連続の展示会は流石に堪えました。
ただ、久しぶりにたくさんの方々と直接お会いしてお話する時間は楽しく、展示会というか同窓会的な感覚すら覚えました。
さて、今年もあと残すところ2週間です。今年の正月はなかなか外に出ることも難しいかもしれませんが、家で1年間を振り返ったときに激務を耐えた自分をねぎらい、美味しいお酒が飲めるように、この2週間燃え尽きる覚悟です!
皆様お体には十分に気をつけてラストスパートを頑張りましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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