レーザ被ばく放出クラスチェッカー
厚生労働省ではレーザ使用者がレーザ機器を安全に使用するため、レーザ機器の被ばく放出量により分類したクラスごとに様々な措置基準を定めています。(詳しくはこちら)
レーザ被ばく放出クラスチェッカーは、レーザ製品やレーザ管理区域からの被ばく放出(漏れ光)がクラス1の被ばく放出限界を超えていないことを確認するためのツールです。
ソフトウェアはJIS C 6802:2014に基づいた算出方法で被ばく放出の算出を行いますので、専門的な知識がなくても本装置でクラス1の確認が可能となります。
レーザ被ばく放出クラスチェッカー使用時には必ず適切なレーザ保護メガネを着用してください。
レーザ被ばく放出クラスチェッカーの測定範囲
測定波長 | 400~1100nm |
測定可能レーザ | CW、パルス(1kHz以上) |
センサとPCのインターフェース | Bluetooth |
JISのクラス1確認手順
レーザ被ばく放出クラスチェッカーはユーザフレンドリなソフトウェアにより、レーザクラス1の確認を簡単に行うことができます。
手順1:
パソコンと測定器をBluetoothで接続します。
本測定器設定画面で各種パラメータ(レーザ波長、安定性など)を入
力 します。
手順2:
ソフトウェアの指示通りに、レーザの漏れ光を測定します。
レーザ装置のワーク取り出し口、ケーブル穴、通気口、カバーの継ぎ
目などレーザ光が漏れる恐れのある箇所にプローブを向けて計測し
ます。
手順3:
ソフトウェアに表示される結果を確認します。